Cursorエディタの使い方|初心者が10分で始められる完全ガイド【2026年版】
Cursorエディタは、VSCodeにAIが丸ごと統合されたコードエディタだ。インストールから実際にアプリを作るまで10分で完了する。プログラミング初心者でもコピペで進められるから、この記事を見ながら手を動かしてほしい。
自分もプログラミング歴はそこそこあるけど、Cursorを初めて触ったとき「これはVSCodeと別物だな」と感じた。一言で言えば、VSCodeにAIが丸ごと載ったエディタ。見た目はVSCodeそのものなのに、AIがコードを書いてくれる。
この記事では、インストールから実際にアプリを1つ作るところまで、初心者目線で全部解説する。所要時間は10分。コピペで進められるから、手を動かしながら読んでほしい。
CursorエディタとVSCodeの違い|最初に知っておくべきこと
まず結論。CursorはVSCodeの上位互換だと思っていい。
| 項目 | VSCode | Cursor |
|---|---|---|
| ベース | Microsoft製エディタ | VSCodeベースのAI統合エディタ |
| AI機能 | 拡張機能で追加(Copilot等) | エディタ自体にAIが組み込み済み |
| 複数ファイル編集 | 1ファイルずつ手動 | Composerで一括指示 |
| AIモデル | Copilot利用時はOpenAI固定 | Claude・GPT-4o等を自由に選択 |
| 拡張機能 | 全対応 | ほぼ全対応(互換性あり) |
| 設定移行 | – | VSCodeから1クリックで引き継ぎ |
VSCodeを使っている人なら、移行コストはほぼゼロ。拡張機能もテーマもキーバインドもそのまま使える。逆に「VSCode触ったことない」という人でも、Cursorから始めれば問題ない。
GitHub CopilotとCursorで迷っている人は、GitHub Copilot
vs
Cursor徹底比較【2026年】も参考にしてほしい。機能・料金・使い勝手を項目別に比較している。
Cursorエディタのインストールから初回起動まで|5分で完了
Step 1: ダウンロード
Cursor公式サイトにアクセスして、自分のOS(Mac
/ Windows /
Linux)に合ったインストーラーをダウンロードする。ファイルサイズは約200MBで、1〜2分で落ちてくる。
Step 2: インストール
- Mac:
ダウンロードした.dmgファイルを開いて、CursorアイコンをApplicationsフォルダにドラッグ - Windows:
.exeファイルをダブルクリックして、ウィザードに従うだけ
Step 3: VSCodeの設定を引き継ぐ
初回起動時に「Import VS Code
Settings」というダイアログが出る。ここで「Import」を選ぶと、VSCodeの拡張機能・テーマ・設定がまるごとコピーされる。VSCodeを使っていない人は「Skip」でOK。
Step 4: アカウント作成
CursorアカウントをメールまたはGoogleアカウントで作成する。無料のHobbyプランで2週間はPro機能がフル利用できるから、まずは無料で試せばいい。
料金プランの詳細はCursor
AI料金プラン比較|無料で使える範囲は?にまとめてある。無料プランとProプランの違いが気になる人はチェックしてほしい。
Step 5: AIモデルの確認
Settings > Modelsで使えるAIモデルを確認する。2026年3月時点ではClaude
3.5 Sonnet、GPT-4o、Claude 3
Opusなどが選べる。最初はデフォルトのまま使って問題ない。
ここまで5分。もうAIコーディングを始められる状態だ。
Cursorエディタの主要機能5つ|Before/Afterで解説
Cursorには機能が山ほどあるけど、最初に覚えるべきは5つだけ。それぞれ「こう使う→こうなる」で見ていく。
機能1: Tab補完|コードが勝手に生えてくる
使い方:
コードを書き始めると、AIが続きを灰色のテキストで提案してくる。Tabキーを押すと採用。Escで却下。
Before:
function calculateTotal(まで入力 After:
Tabを押すとitems) { return items.reduce((sum, item) => sum + item.price * item.quantity, 0); }が一発で補完される
コメントで「何をしたいか」を先に書くと精度が上がる。たとえば// 配列の重複を削除する関数と書いてから改行すると、関数全体が提案される。
機能2: Cmd+K(Ctrl+K)|選択範囲をAIで書き換え
使い方:
コードを選択してCmd+K(WindowsはCtrl+K)を押す。「何をしたいか」を日本語で入力するだけ。
Before: 動くけど読みにくいベタ書きのコード
After:
「リファクタリングして、変数名をわかりやすくして」と指示 →
整理されたコードに変換
これがめちゃくちゃ便利で、自分は「この関数にエラーハンドリングを追加して」「TypeScriptの型を付けて」みたいな用途で毎日使ってる。
機能3: チャット(Cmd+L / Ctrl+L)|AIに質問し放題
使い方:
Cmd+Lでチャットパネルを開く。コードに関する質問を日本語で投げられる。
Before: エラーメッセージをコピーしてGoogle検索 →
Stack Overflow → 英語の回答を翻訳… After:
エラーが出たコードを選択 → Chatで「このエラーの原因と修正方法を教えて」→
30秒で解決
@ファイル名で特定のファイルを参照させたり、@webでWeb検索結果を含めたりもできる。プログラミング学習のチューターとしても優秀だ。
機能4: Composer(Cmd+I / Ctrl+I)|複数ファイルを一括編集
使い方:
Cmd+IでComposerを開く。「こういうものを作って」と指示すると、必要なファイルをまとめて生成・編集してくれる。
Before:
APIエンドポイントを追加するとき、ルーティング・コントローラー・テスト・型定義を手動で書く(30分〜1時間)
After:
Composerに「ユーザー登録APIを追加して。バリデーション、エラーハンドリング、テストも含めて」→
関連ファイル5つが一括生成(5分)
Cursorエディタの最大の武器がこれ。他のAIコーディングツールにはない機能で、複数ファイルをまたぐ作業が劇的に速くなる。
機能5: ドキュメント参照(@docs)|公式ドキュメントをAIに読ませる
使い方:
Chatで@docsと入力すると、ライブラリの公式ドキュメントをAIの参照先に追加できる。
Before: Next.jsの最新APIがわからない →
公式ドキュメントを自分で検索 After:
@docs Next.jsと指定して質問 →
最新のドキュメントに基づいた回答が返ってくる
AIの知識は学習時点で止まっているけど、@docsを使えば最新のドキュメントを参照できる。これで「古い書き方を提案される」問題が解決する。
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Cursorエディタ初心者が最初にやるべき設定5選
Cursorをインストールしたら、この5つだけ設定すればすぐ使いこなせる。
設定1: 日本語でAIに指示する設定
Settings > Rules for AIに以下を追加する。
- 回答は日本語で行うこと
- コメントは日本語で書くこと
- 変数名・関数名は英語で
これでAIの回答が全部日本語になる。地味だけど超重要。
設定2: .cursorrulesファイルの作成
プロジェクトのルートに.cursorrulesというファイルを作る。プロジェクト固有のルールを書いておくと、AIが常にそのルールに従ってくれる。
- TypeScript + Reactを使用
- 関数コンポーネントとhooksで書く
- テストはVitestで書く
- エラーハンドリングは必ず入れる
設定3: オートセーブをONにする
Settings > Files: Auto SaveをafterDelayに設定。Composerで生成したコードがすぐ保存されるようになる。
設定4: テーマの変更
Cmd+K Cmd+Tでテーマ選択。長時間コーディングするならダークテーマ一択。自分は「One
Dark Pro」を使ってる。
設定5: フォントサイズの調整
Settings > Editor: Font Sizeで調整。14〜16pxが読みやすい。MacならCmd++/Cmd+-でも変えられる。
ハンズオン|CursorエディタでTodoアプリを15分で作る
設定が終わったら、実際にアプリを作ってみよう。Composerの威力を体感できる。
Step 1: プロジェクトフォルダを作る
mkdir cursor-todo-app
CursorでFile > Open Folderから作ったフォルダを開く。
Step 2: Composerでアプリを生成
Cmd+IでComposerを開いて、以下をコピペして送信する。
React + TypeScriptでシンプルなTodoアプリを作って。
要件:
- タスクの追加、削除、完了切り替え
- ローカルストレージに保存して、ブラウザを閉じてもデータが残る
- Tailwind CSSでスタイリング
- レスポンシブ対応
- package.json、tsconfig、Viteの設定も含めて
10〜20秒ほどでAIが複数のファイルを生成する。package.json、src/App.tsx、src/components/TodoItem.tsxなど、必要なファイルが一気に作られる。
Step 3: 差分を確認して適用
Composerが生成したコードが差分(diff)形式で表示される。中身を確認して「Accept
All」を押す。
Step 4: 実行する
ターミナル(Cmd+`)を開いて、以下を実行。
npm install && npm run dev
ブラウザでhttp://localhost:5173にアクセスすると、Todoアプリが動いている。ここまで約15分。
Step 5: 機能を追加してみる
ここからが本番。Composerでさらに指示を出してみよう。
このTodoアプリに以下の機能を追加して:
- タスクの優先度(高・中・低)を設定できる
- 優先度でフィルタリングできる
- 完了済みタスクを一括削除するボタン
AIが既存のコードを理解した上で、必要な変更だけを提案してくれる。これがComposerの真骨頂だ。
Cursorエディタを日本語で使うコツ
Cursorは英語のツールだけど、AIへの指示は日本語で全く問題ない。むしろ日本語の方が自分の意図を正確に伝えやすい場面も多い。
日本語で使うときのポイント:
- AIへの指示は日本語でOK。「この関数をリファクタリングして」で通じる
.cursorrulesに「回答は日本語で」と書いておくと、毎回指定しなくていい- エラーメッセージは英語のままChatに貼ると、日本語で原因と解決策を教えてくれる
- コメントを日本語で書いてからTab補完すると、意図に沿ったコードが生成される
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Cursorエディタの料金プランと注意点
料金プラン
| プラン | 月額 | AIリクエスト上限 |
|---|---|---|
| Hobby(無料) | $0 | 2週間Pro体験後、制限あり |
| Pro | $20 | 月500回のプレミアムリクエスト |
| Business | $40/人 | チーム管理機能付き |
無料プランでも2週間はフル機能が使える。まずはHobbyプランで始めて、気に入ったらProに移行するのがおすすめだ。料金の詳細はCursor
AI料金プラン比較|無料プランとProの違いを徹底解説を確認してほしい。
注意点
- プレミアムリクエストの上限:
Proプランでは月500回。使い切ると低速モデルに切り替わる。Composerは1回の操作で複数リクエストを消費するので計画的に - インターネット接続必須:
AI機能はクラウドで動作するため、オフラインでは使えない(エディタとしての基本機能はオフラインでもOK) - コードの機密性:
入力したコードはAI処理のためにサーバーに送信される。企業の機密コードを扱う場合はプライバシーモード(Businessプラン)を検討
さらにAIコーディングを極めたいなら
Cursorエディタを使いこなせるようになったら、次のステップとして以下もチェックしてみてほしい。
- GitHub Copilot
vs Cursor徹底比較【2026年】:
両方試して自分に合う方を選ぶのがベスト。機能差・料金差を項目別に比較している - Claude
Code使い方ガイド:
ターミナルから直接AIにコーディングを任せる「Claude
Code」も最近話題だ。Cursorとはまた違ったアプローチで、特にCLI操作やファイル操作を自動化したい人に向いている - AIノーコードアプリ開発入門:
プログラミング未経験でもAIを使ってアプリを作りたい人はこちらが参考になる
「AIツールは使えるけど、基礎がわからなくて応用が効かない」という人は、プログラミングスクールで基礎を固めるのも手だ。最近はAIカリキュラムを取り入れているスクールも増えていて、CursorやCopilotの実践的な使い方をセットで学べるところもある。
特にWeb開発の基礎(HTML/CSS/JavaScript/React)を理解していると、Cursorの提案が「正しいかどうか」を判断できるようになる。AIに全部任せるのではなく、AIの出力をレビューできるスキルが今後ますます重要になる。
まとめ|Cursorエディタの使い方5ステップでAIコーディングを始めよう
Cursorエディタの始め方をまとめる。
- 公式サイトからダウンロード(2分)
- VSCodeの設定を引き継いでセットアップ(3分)
- 5つの基本機能を覚える:
Tab補完・Cmd+K・Chat・Composer・@docs - Todoアプリを作って体感する(15分)
- 日本語設定と.cursorrulesで自分用にカスタマイズ
実際に触ってみると、AIなしのコーディングには戻れなくなる。まずは無料のHobbyプランで試してみて。
プログラミングをこれから学ぶ人は、スクールで基礎を固めつつCursorエディタを活用すると効率が段違いだ。AI時代のプログラミング学習は「全部自分で書く」から「AIと一緒に書く」に確実にシフトしている。
